来年の手帳

少し迷ったが、今年も来年の手帳を買った。スケジュールはグループウェアなど大半はパソコンで管理しているので、ほとんど手帳がなくても問題ないのだが、それでも一応買っている。もう２０年くらい同じタイプ（見開きで１ヶ月分が一瞥できるカレンダーのようなタイプ）のものを使っている。

　

ある物の本で、手帳を違うタイプに変えないのは、自分のやり方スタイルが確立しているということで、仕事ができる要素のひとつになっていた。そんなつもりもなかったが、きまま仙人は一応当てはまる。が、最近手帳の使用頻度はきわめて低い。

手帳にはアドレス帳だけ別になった冊子を入れ替えている。電話番号はたいてい携帯に入っているので、人の家に遊びに行くとき住所を確認したり、急にものを送る必要がでたりしたとき以外は使わない。まぁ携帯のバッテリ切れの保険程度か。アドレスも携帯電話に入力すればいいのかもしれないが、面倒なのでこれはやっていない。（もちろんＰＣの宛名書きソフトには友人の全住所データ＋電話番号データが入っているが、パソコンは持ち歩かないときも多いし、外での利用は不便だ。）電子手帳を別に持つ気もない。携帯かiPhoneを有効に使えば、手帳はなくてもすむんだろうなぁとは思うが、やっぱり手放す勇気は無い。

他に、（非常用、あるいはオフ時用の）名刺やポストイットも入っている。あと、バネ棒はずしの代用品とカードノギスも。これは時計好きならではか。バネ棒はずしとカードノギスは、これだけでもひとネタ書けるので詳細はまたの機会に譲りたい。

　

　カードノギスや簡易バネ棒はずしが入っている

きまま仙人が手帳に書き込むのは、プライベートな予定と、出張や大きな会議、締め切りなど仕事関係のマイルストーンのみ。細かな仕事の予定はグループウェアでないと追いつかないので、手帳が見づらくなるだけなので書かない。こうするとひと月の主な予定が俯瞰できるので都合がいいのだ。グループウェアにはプライベートな予定はほとんど書き込まない。

またちょっとメモっておきたい時、特に何か気が付いたり、いい思い付きをしたときは手帳のメモページ（罫線だけのページ）に書き留める。写真で写せばいいものは、携帯でもデジカメでもメモれるが、着想は写真では残しにくい。いつもメモできるものは持ち歩いていたいというのは、ちょっと古いスタイルかな？

でも使っても使わなくても、来年の手帳を買うと、今年も終わりだなぁとつくづく思うし、新しい年に向けて、気が引き締まるというか、気持ちが新たになるのはうれしいものだ。季節感を感じ、気持ちを切り替えるために手帳を買うのかもしれない。

　

　当月がすぐに開けるように角を切っておく