時計コレクション 連載2年目に入るにあたって
この時計コレクションも、昨年2008年のクリスマスイブにスタートし、前回のロンジン(Longines)の30CHで50回を迎えた。よくもまぁ続いたなぁと我ながら感心すると共に、自分のコレクションのいい記録になっているので、非常にうれしい。時計コレクションに書くために、ネットや資料でいろいろ調べたことで、興味深いことがわかったり、いっそうの愛着が湧いたりしたことも多かった。また、(面識のない方も含め)多くの方々からコメントやメールをいただいたこともうれしかった。
今回は1年の終わりということもあり、この連載を振り返るとともに、実質2年目に入るにあたっての内容について書いてみたい。
まずちょっと集計してみると、紹介した50個の時計のうち、もっとも多いのが外国製(すべてスイス製)の機械式クロノグラフで16個。次が国産の機械式クロノグラフで11個(うち1個は中国製ムーブの実質中国製)。 機械式クロノグラフだけで半数以上の27個だ。クロノ好きのきまま仙人としては当然か。クロノグラフ以外の機械式時計としては、腕時計が8個、うち2個はアラーム。さらにクロックが6個だが、うち掛時計が2個、置時計が2個、携帯アラームが2個となっている。残りの9個(=50-27-8-6)のうち3個がデジタルクオーツ。さらにアナログクオーツ、電磁テンプ式、音叉式が各1個。最後の3個は日時計だ。製造年ははっきりわからないものもあるが、8割くらいは1980年以前に製造されたいわいるビンテージものだ。新しいもので欲しいのは高いこともあるが、やはり古いものの方が面白い。
クロノが多いのは当然としても、懐中時計やGMT/ワールドタイム、本格的ダイバーズなどがひとつも無い。実際紹介するほどの一品は持っていないのだ。(GMTや懐中は欲しいとは思っているのだが、、、) このあたりはコレクションの特徴、仙人の嗜好が出ている点だと思う。また日時計の3つは別にしても、50回で同じムーブメントがでてきたのはわずか3つだけ(ETA7750/Citizen8110/Seiko6139)。44種の異なるムーブメントを紹介した。いかにデザインとかでなく、ムーブメントで選択して集めてきたのかがよくわかる。こうやって統計データを見ると、自分のコレクションがよくわかって面白いですね。
話は変わるが、よく毎週書けますね。というコメントをもらったこともある。実は原稿は空いている時間を見つけて、休日などにまとめてひと月分くらい書きためていたことが多い。原稿そのものが間に合わなかったことはほとんど無い。どちらかというと写真の方を用意するのが厳しかった。撮っただけでなく、リサイズやシャープを掛ける手間の方が大変だった。まぁそれでも1~3回分くらいは作り溜めをしておき、時間設定をしてアップしていた。でもよく続いたものだ。
とはいえ、さすがにここにきて持ち駒がなくなってきた。このままのペースで書き続けるとすれば、ほぼ同じペースで購入しつづけなければ、、、、さすがにお金が続かない。。。ということで実質2年目に入る来年からは、時計についてだけでなく、少し他のネタも書いてみようと思う。ただ、いくらいい時計でも、きまま仙人が持っていない時計について、コレクションのコーナーとして書くつもりは無い。
たとえば、時計ではないが機構的に近かったりして面白いもの。ストップウォッチやタイマー、万歩計などはありかな。次に書籍・資料を紹介するのも悪くないと思っている。もちろんきまま仙人が所有しているものでだ。 またきまま仙人が訪れた時計関係の博物館の紹介、きまま仙人が使っている工具(ムーブを見たり、お遊びで触る程度)なども紹介したいものはある。時計ブランドからもらったノベルティ(結構人にあげたり、ヤフオクで処分したりしたが、、、)などもいいかも知れない。まぁ時計に関係するものや、時計に類似したものを書いてみたいと思っている。また今までのように、毎週というわけには行かないかもしれない。が、せめて2週続けて飛ばすようなことは避けたいとは思っています。
それで何とかもう1年くらい引っ張れるかな。とにかく来年も乞うご期待。
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