« 今年を振り返って その1(山、ランニングなど) | トップページ | これから帰省 »

2009年12月27日 (日)

今年を振り返って-その2 (本、映画など)

今年を振り返ってその1として、昨日は山歩きやランニングなど運動系のことを記した。今日はその2として、読書やアート鑑賞、映画など、文化的なことについて触れたい。

ちなみに今日でめでたく年間1000キロジョグ達成!

まず今年の印象として、例年になく小説を読んだ。小説だけで22冊、内5冊は孟嘗君だ。月平均2冊弱。大半はブログにコメントを記した。ビジネス書や自己啓発本、雑誌などは数に入れていないので、きまま仙人にしては例年よりかなり多い。大きな理由としては、年初に読んだ森見登美彦氏や伊坂幸太郎氏の作品が面白く、読書の楽しさに数年ぶりに目覚めた!?こと。何人か彼らのファンである友人と彼らの作品の話で盛り上がったこと。「劒岳<点の記>」や「さまよう刃」など、映画化の影響で読んだものもある。

印象に残る本、面白かった本は多々あるが、ひとつ挙げるとしたらやはり宮城谷昌光氏の「孟嘗君」だろう。全5冊の長編だったが、本当に面白かった。鶏鳴狗盗といった故事はさすがに知っていたが、孟嘗君やその育ての父・風洪(白圭)、その他歴史に名を残す登場人物らの活躍は痛快だった。

作家としては、初めて読む著者が多かった。宮城谷昌光氏や伊坂幸太郎氏、三浦しをん氏、東野圭吾氏、森見登美彦氏などは今後もう少し違う作品も読んでみたい。一方で道尾秀介氏は売れているのかもしれないが、当分読むつもりは無い。恩田陸氏や明野照葉氏も面白かったがしばらくは、???かな。

さて、次に映画だが今年は年間10本。まぁ数は例年並みというところか。どれもそれなりには面白かった。が、1本選べといわれると、正直これは良かった、印象に残ったというのはなかった?かな。「劒岳<点の記>」は映像はすばらしかったし、よく映像化したとは評価したい。が、期待が大きかったほど映画としての感動はなかった(映像を除くと小説の方がよかった。)。そういう意味では「レッド・クリフⅡ」も映像・CGは本当にすばらしかった。が、これも1作目が良くて期待したほどでは。 逆にそれほど期待していなかっただけに良かったのはマイケルジャクソンの「THIS IS IT」。ただこれはちょっとジャンルの違う良さではある。

美術展は7回。ちょっと例年より少ない。いい展覧会自体が今年は少なかったといえる。印象に残るのはまず「ゴーギャン展」。それほど好きな作家ではなかったが、これだけまとめて作品を見る機会はなかったし、体系的に見せてもらうこともなかった。そういう意味でもゴーギャン展は面白かったし、ゴーギャンという画家、ゴーギャンの良さが改めて少しわかったように思う。もうひとつ挙げると「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」逆にこちらは17世紀ヨーロッパで活躍した多くの画家の作品なのだが、心奪われる作品がいくつもあった。

コンサートなど音楽は最近本当に疎遠かもしれない。コンサートは夏に行ったAudi MUSIC meets ARTだけだし、CDもたいして買っていない。TVの音楽番組などもめったに見ない。音楽が好きではないわけではないのだが、、、

最後に旅行など。山など運動関係を除くと、日帰りも含めて本当に旅行などは行っていない。母を案内して鎌倉に行ったくらいか。タイも出張で行ってはいるが、観光地にはどこにも行けていない。(マッサージくらい) 今年に関しては、音楽や旅行に関しては語る資格なしか。。。

あと普段持ち歩くコンパクトデジカメを買い換えた。CANON S90。常時持ち歩くコンデジとしては小さくないが、カメラとしてはなかなか面白い。きまま仙人は携帯のカメラ機能の画質に満足できない。常にかばんにはデジカメを入れているが、S90はいい。

こうやって振り返ると、日常に追われるだけではなく、一応文化的なものにも最低限は触れているという安堵感はある。が、本も絵も、その他文化芸術的なことも好きなのだから、もう少し接する時間を増やして行きたい気はする。

|

« 今年を振り返って その1(山、ランニングなど) | トップページ | これから帰省 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今年を振り返って-その2 (本、映画など):

« 今年を振り返って その1(山、ランニングなど) | トップページ | これから帰省 »