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2009年12月 7日 (月)

CANON S90常時持ち歩くのが楽しくなってきました。(使用レポート -その3)

先週のバンコク出張はCANON PowerShot S90を鞄に入れて、常時持ち歩いていた。昼飯など、持って行かずにS90で撮れなかったものもあるが、なかなか使える。

まずは暗いところでの撮影が、今までのIXY50と比べると(比べるものが古すぎるが!)格段にきれい。明るいレンズと画素数低減、すっきりクリアフォトはなかなか使える。

IXY50と比較してというのは、あまりにも情報として古いが、まず以下の2枚を見てもらいたい。

Img_0139Img_0140  

 

 

 

撮影場所は夜のビアガーデン、バンコクではこの季節でも当然オープンなビアガーデンがやっている。照明も暗く、本が読めないくらいの明るさだった。どちらもS90で撮影。左はストロボを炊いて撮影。右はAvモード手持ち開放、f2.0、0.4秒、ISO200。左はストロボを炊いても何とか白飛びせずにがんばってはいるが、局所的に明るく周りは潰れてしまっている。右は料理ということを考えるとホワイトバランスを少し調整すべきだったかもしれないが、机の上など暗部もかなりよく写っている。ただ0.4秒の手持ちは若干厳しいか!ISO400か800で撮るべきだったかもしれない。 今回はメモ代わりの写真なので、RAWでは撮っていないが、RAWで撮って後で現像時に調整するとかなりいい絵になりそうな気がする。

ちなみにこちらの料理は室内で取ったものだが、すべてストロボ無し手持ちだ。逆に言うと人を撮ったりするのはストロボがあったほうがいいが、この程度の容量のストロボなので、過信しない方がいいと思う。今回バンコクではローライトモードは一度も試さなかった。

また天気のいい日の風景写真の空の色やクリア感も、このクラスのコンデジということを考えると十分な絵になっていると思った。仙人はかなりきれいだと思う。好天のサンプルはたくさん出ているので、ここでは省略する。あと3.0型の液晶も大きくて見やすい。これこそIXY50と比較しているからで、今のコンデジでは当たり前なのだろう。

今の使い方だと、圧倒的に28mm絞り開放での使い方が多い。とはいえ、画角を変えたり、多少なりともボケを狙ったりする場合に、100mm程度の望遠が使えるのはうれしい。単焦点では仙人はちょっと使いづらいと思う。きまま仙人はほとんど動きの速い被写体は撮らない。このあたりは評価ポイントに入っていないことを断っておきたい。

デザインを優先したせいかホールド感が少しよくないが、その他の操作は少し慣れてきたところもあり、まずまず問題なし。もう心持ち小さければ言うことないのだが。十分楽しいカメラになっていると思う。もっともコンデジはコンデジなので、そのつもりで。一眼と比較とかはしないように。

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