世界の時計掘り出し市 & 国立科学博物館
今日は松屋浅草へ世界の時計掘り出し市を見に行った後、見たいものがあって上野の国立科学博物館に行ってきた。
世界の時計掘り出し市は、なじみのショップから案内をもらったので見に行ったが、松屋浅草のこのイベントは初めてだった。今回で14回ということだが、正直言って時計のイベントにしてはお客の少ないさびしいイベントだった。
出展しているショップも9月の松屋銀座の「世界のアンティークウォッチ市」とほぼ同じだったし、出物もヴィンテージクロノに関していえば、9月に見たものも多かった。もちろん、多くのものを見て常に値頃感を知っておくことは重要だし、何よりも楽しい。が、今回は2ヶ月しか空いていないこともあり、正直わざわざ行く必要もなかったな。
その後上野に出て、国立科学博物館に行ってきた。いい大人が、と言われるかも知れないが、国立科学博物館はなかなか面白い。実はきまま仙人は大好きだ。でも今回は結構久しぶりだった。正直1日では時間が足りなくて全部見れないくらいだ。
きまま仙人のお気に入りは、やはり田中久重(東芝の創始者?)が作った萬年時計や日本館の和時計や日時計などだが、他にもいろいろ面白いものがある。今日は時計関係で見たかったもの、確認したかったものを見た後、日本館を中心にぶらぶらとのんびり見てまわった。
今日興味を引いたのは、まず江戸時代の女性のミイラ。谷中三崎町遺跡から発見されたもので、頭髪などもしっかり残っている。科学的分析がいろいろされているようだ。次にフーコーの振り子、地球の自転を証明する有名な実験だが、実際に目の当たりにすると興味深い。階段横の吹き抜けのところに、3階の天井から地下まで、長ーい振り子を揺らしている。ずっと見ていたわけではないが、1時間くらいして戻ってくると、たしかに振り子面が1時間分ずれているのは面白かった。その他地下のシアター360も初めて見た。球形のスクリーンの中で、360度全面映像が楽しめる。わずか8分ほどの映像だ。自身は動いていないのだが、全面の映像、音響だけで浮いたり飛んだりしているかのような独特の浮遊感が感じられる。あと隕石や化石も見ていて飽きない。
今回リピーターズパス(通常入場料600円、パスは1000円で1年何度でも入れる。)を買ってしまった。まぁ1年あれば最低もう一回は来るだろうとの想いと、通常入場券だと全部まわろうというせこい気持ちがでてきて、自由きままに見る余裕が持てないためだ。これからもたまにはぶらっと来て、子供心を思い出して、自然や科学の不思議に興味深々だった頃に戻りたいと思う。
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