50オヤジは元気か?
昨日は大学時代の専攻分野の学会があり、関西などから大学時代の友人が数名来ていたので、東京近辺にいる同期が集って鮟鱇鍋(鮟鱇なんて久しぶりでした!)でおいしいお酒をいただいた。もっとも、きまま仙人は既にその分野からは縁遠くなっているので、学会には参加はしていません。
この時勢企業も厳しいのか、我々の年代は忙しいのか日帰り(学会は今日も開かれている)で戻った者や、仕事の都合がつかず参加できない者も多かったが、誰かがひと声掛けると最低でも4,5人は集るようにはなってきた。今回関西から来たメンバーとは数年ぶりの再会だったが、時を隔ててもすぐに盛り上がるいいメンバーだ。
今回関西から来たメンバーの一人は、今年8月に奥さんを病気で亡くしたばかり。様子がどうか正直心配していたが、思っていたよりもずっと元気そうで少し安心した。みんな気を使ってか、その話にはあまり触れなかったが、しっかりがんばっているなという感じが伝わってきてうれしかった。仙人の大学の同期たちは、わかっている限り、まだなくなった奴はいない。(音信不通は数名?) が、近年奥さんを亡くした者がもう一人いて彼が2人目。もう両親が亡くなるのは珍しくも無い年代に入ったが、本人・奥さんという同世代が亡くなっても不思議ではない世代になったという実感が強い。仙人も最近のドクターストップ、CT/MRI検査と他人事ではない。
いろいろ友人たちの話を聞くと、それなりにはみんながんばっているようでうれしかった。その中で50代オヤジは元気だろうか?という問いかけが。我々もあと少しで50代の仲間入り。もちろん体力、気力、知力とも少なからず落ちてきている感覚はみんな持っている。老後や死を意識しはじめてもいる。自分の可能性や現実の壁のようなものも、わかったというか一種の限界というものも意識している。我々の50代はどうなんだろう?と。。。
結論は、、、まだまだ捨てたもんではないのではないか!(もちろん本人の努力、がんばり次第だが。) むしろ今の若者の方が経済的にも、社会的にも不安定で弱い。若さという最大の武器はあるものの、夢を持ちづらい世の中になってきているような。(それでも若さのうらやましい部分は多々あるが。) 50代とはいえ、仕事に趣味にがんばれる十分な力はある。むしろ経験値や経済力、(知り合いも含めた)権限やポジションの力などは増している。(いろんな責任やしがらみも増しているが、、、) 50代なりのプランや判断、選択をきちんとすれば、面白い楽しい50代にできるのではないか。そのためには健康、いろんな意味での余裕が不可欠だ。同世代の元気な話を聞けば、俺も、、という気も湧いてくる。酒も手伝って非常に前向きな話ができた会だった。もっとも「夜」の方に関しては否定的な声も多かったが。。。
まだまだしばらくは40台だが、50歳になることをマイナスに考えずがんばっていけそうな気になった。みんなからエネルギーをもらった一日だった。
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