スリリングな岩稜歩き、西穂奥穂縦走(9月19-21日山行記録(おまけ))
9月19-21日の山行記録 おまけ
今回は縦走を振り返って、感想と今回歩いて思ったことをまとめたいと思います。これからトライしようとしている方への参考となれば幸いです。
山行記録その1はこちら。
山行記録その2はこちら。
山行記録その3はこちら。
山行記録その4はこちら。
山行記録その5はこちら。
山行記録その6はこちら。
ちなみに日曜日くらいから、ついに指先の皮がめくれてきました。今、かなり汚い状態です。しっかり両手とも人差し指、中指、薬指の3本ずつ。直後から摺れた感じとか、少し硬くなっている感じはあったんですが、ついに、、、という感じかな。結構手、指を使っていたことがわかります。
今回予定どおり、いや思っていた以上に順調に歩けたのは、何と言っても天気が良かったことにつきます。岩が濡れていたり、風が強い場合などは、こんな風には行かないでしょう。装備として反省するのはまずヘルメット。落石、特に他人が作る落石から身を守るためにはあった方がいいと感じました。もうひとつは手袋ですね。
以下、この西穂奥穂縦走コースについて、注意すれば良いと感じた点を挙げてみます。
-落石:
正直このコースにはまだ来て欲しくないレベルの登山者もいるし、人が多いと間隔も十分に取りづらい。他人の落石から身を守るためにもヘルメットは用意すべきだと思った。気をつけていても落石を作りやすい斜面はいくつかある。(間ノ岳や天狗岳周辺など)
-ルート判断力(特に浮石):
ペンキマークが無い、またはわかりにくいところはあるが、視界があればそう迷いやすいところは無い。むしろ浮石の有無などを見極めた適確なルートを見る判断力(経験とセンス?)が必要だと思う。経験者の後をぴったり着いていくのは有りかもしれない。
-ホールドを探して3点支持で移動する技術:
手・足のホールドをしっかり探して3点支持で確実に移動すれば通過はけっして難しくない。ちゃんと探すとホールドは見つけられた。ホールドが見つからないというような難しさは比較的少ない。(但し、背の低い人には難しいところがあるかもしれない。) あと、手袋はあった方がいい。
-体力:
コースが長い上に、緊張の連続で後半は体力的にも辛くなる。日頃のトレーニングや荷物の軽量化は重要。また早出することで余裕もできるし、渋滞も避けやすい。
-天候:
きまま仙人の歩いた日は、これ以上無いほどの好天だった。雨やガス、風などで難易度・危険度が大きく変わるコースなので、無理をせず悪天時は自重して欲しい。
-事前の計画・情報収集:
正直山渓のDVDは購入したが1,2回さらっと見ただけなのでコメントしづらい。それよりもいろいろな方のブログなどの方が参考になった気がします。仙人は計画表にルートの特徴の簡単なメモを書き込んでおき、時々見ながら歩いた。ルートの特徴がわかっていることで、余裕や安心感を持って歩くことができると思う。
このコースを歩いてみて、怖いとかは思わず、むしろ楽しかった。が、同時に危険なコースであるという認識は強く持ちました。ただ侮ってはいけないコースではあるものの、しっかりとした準備をもって望めば、けっして恐れるコースではないと思います。興味のある方はぜひぜひトライしてみてください。
下山後は沢渡大橋バス停近くのさわんど温泉「梓湖畔の湯」(700円)で汗を流して帰った。時間が早かったせいか、空いていてゆっくりできた。ただ露天風呂へ続く扉が開いたままで、風が少し寒かったなぁ。休憩スペースもあるので、寝っころがることも可能。
今度こそ本当におしまいです。謝々。。。
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