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2009年10月 7日 (水)

時計コレクション (39) Citizen Challengetimer[ツノクロノ](Cal.8110)

今回はシチズンを代表するモデル「ツノクロノ」を紹介したい。カラーリングにもよるがパンダとかカタツムリとか言われるものだ。シチズンの自動巻きクロノグラフChallengetimerの中でも、このプッシュボタンを上に配置したツノクロノは人気モデルであったようで、非常によく見かける。

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シチズンの自動巻きクロノグラフは1系統しかなく、No.5で紹介したカメレオンと同じムーブメントCal.8110を90度回転させてケーシングしたモデルである。ころっとした感じ、セイコーのツノクロノ「ウマ」に比べて小ぶりであるところなどがかわいい。人気の理由もこの形という要素は大きいだろう。バリエーションも多く、八角ケースなどもあるし、文字盤のカラーリングは非常に多様である。シチズンのクロノグラフの系統やCal.8110の仕様はNo.5をご覧ください。きまま仙人の時計コレクションでは、今までにETA7750が2度登場した以外はすべて異なるムーブメントだった。といってもETA7750のひとつはムーンフェイズ付のBreitling43だったので、実質的にはすべて異なるムーブメントだったと言っていいだろう。今回Cal.8110は初めての2度目の登場となる。ちなみに23石、8振動(28,800振動/時)、曜日表示は英語と日本語、フライバック機構付き。

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 Cal.8110はフライバック機構付

 

 

 

この時計は韓国の梨泰院(イテウォン)で買い求めた。以前会社のメンバーらと団体(10人くらいは参加?)で韓国旅行に行った。すると数人がロレックスやカルティエの模造品(パチモン)、それもA級かB級を喜んで買ってしまった。(悲しいT_T;) 実はきまま仙人も梨泰院の路上で冷やかしでA級あたりを物色していた時に、もっといいのは無いのか?と突っ込んだところ、建物の中の部屋に連れて行かれ、非常にいいもの(S級)を見せてもらった。仙人はロレックスは詳しくないこともあるが、箱まで区別がつかないような出来だった。カルティエは本物より若干厚い?という感じはあったが、まずまずよくできていた。こちらはS級というにはちょっと甘いかも。欲しいのは俺ではないので、近いうちに友人を連れてくるとか言って解放してもらった記憶が。。。会話は日本語だったが、こういうとき言葉がわからないふりでうまくかわせることもあるよね。ヘッヘッ!

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 シチズンの人気モデル

 

 

 

きまま仙人は時計を愛するがゆえ、やはりパチモンには手を出せない。そういう輩の支援、そういうビジネスの助長に手を貸すことになるからだ。サンプルとしては正直欲しかった。。。で、代わりにといっては何だが同じ梨泰院のヴィンテージウォッチを扱っている店でこの1本を買い求めた。この店は梨泰院の通りをハミルトンホテルに向かって左だったので、西方向にかなり行ったところにあり、店の1階には潜水服?の頭に被るような物がおいてあるマニアには有名?らしい店だ。初めて行ったときは、潜水服?と思って探したが、見ると一発でわかる。時計売り場は2階である。日本の業者も仕入れにくるような店なので、日本の相場よりは安いが、ヤフオクなどと比べると決して安いわけではない。韓国に行かれる機会のある方は是非一度行かれると良い。パチモノ屋の奥の部屋も。。。(あくまで自己責任で!) 仙人が初めて梨泰院に行ったときは、まだ地下鉄が開通しておらず、こわごわバスに乗った。今は地下鉄で容易に行くことができる。ちなみにこの話は2001年のことなので、現在どうなっているかはわからないので、本当に自己責任でお願いします。

そのときの韓国旅行の同行者らには「偽物の時計をする奴は、偽物の人生を歩んだらええんや~」と、大阪弁で冗談ぽく非難しておいた。本当はパチモンを買うな!と一喝したかったのだが。。。

いや今回はツノクロノの話よりも韓国・梨泰院の話になってしまった。でも、このシチズンのツノクロノも国産クロノグラフを語る上では、外せない1本だと思う。

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