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2009年9月22日 (火)

西穂から奥穂の縦走行ってきました!

西穂から奥穂の縦走行ってきました!天気が最高でめちゃくちゃよかったです

やっぱり西穂から奥穂の縦走行ってきました。以前書いたように元々は表銀座に行く予定だったんですが、相棒が急にダメになり再考。そのまま久々の表銀座でもいいかな、とも思ったんですが、やっぱりきまま仙人がひとりで行くにはやや物足りない。ん~やっぱり7月天候不良で中止にしたこのコースしかない! 問題は最近少々へこんだこともあったので、この危険ルートに挑む集中力というか、気合いというかに持っていけるか?ということでした。少し慎重に考えましたが、天気はよさそう。これは天が行けといっている!と決行を決意。いや本当に行ってよかったです。素晴らしいコースに素晴らしい天候。そしてすばらしい人との交流があり、本当に記憶に残るいい山行になりました。

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※ジャンダルム(右)とロバの耳(左)。ロバの斜面の赤い破片は先日墜落した救助ヘリの残骸。ロバの急斜面をトラバースしている登山者(2名)がいるのが見えますか?

※山行記録はこちらから

金曜日車で沢渡に入り、朝バスで上高地の帝国ホテル前から西穂山荘へ。この日は時間的余裕がありまくったので、独標まで下見を兼ねて散歩。翌朝まだ真っ暗な4時過ぎに出発、最高の展望とともに縦走し、予定通りというか予定より順調に昼前には奥穂到着。大混雑の穂高岳山荘に泊まり、翌日は奥穂山頂でご来光、前穂から縦走したルートを眺めなおして、岳沢を上高地まで下りました。予定外は行き帰りの高速の渋滞でしょうか。特に昨日はひどく、結局自宅に戻れたのは、日付の変わった1時前。でも無事帰れてホッとしています。

天気がよかったことも、少し早めに出たので危険場所での渋滞を避けられたこともあり、怖いと思うことはほとんどなく、スリルもむしろ楽しかったです。が、やはりそれ相当の危険なルートではありました。特にヘルメットを持っていかなかったのは反省です。そのあたりのノウハウ・感想も含め、また後日山行記録はアップします。あと何と言ってもジャンダルムの上に立った時には、やはり感動がありました。近年は山の山頂に立っても、大きな感動はそこまでなかったような。はじめて劒岳や槍ヶ岳に登った時、あるいは百名山の達成だった利尻岳、テントを担ぎ大雪からトムラウシに縦走してトムラウシの頂上に立った時などに匹敵するうれしさがありました。もちろん奥穂まで着いた時もうれしいかったのですが、奥穂はむしろホッとしたという感じだったかな。

他にもいつもの山行と違うことがいろいろ。たとえば筋肉痛。最近山に行っても筋肉痛にならないか、なっても2日後くらいに軽く。今回は昨日の下山日に既に二の腕、胸、太もも前面には筋肉痛が。今日は両足が重いです。あと指先が痛い。仙人はいくつかの理由から岩場では軍手のような安いものを使うことが多いのですが、今回左右とも親指と小指以外の先が擦り切れて、歩いているときは気にならなかったのですが、今は指先が少し感覚の鈍い状態です。(ちゃんとした手袋もザックには入ってたんですが、、、) 筋肉痛も含め、岩場でホールドを探したり、相当腕力を使って登りくだりしてたんですね。(ちなみに鎖のあるところは手袋をはずします。滑りやすく感じるのがいやなので。)

展望も最高。特に日曜は、北アルプスの山々はほとんどすべて、それも雲もなく見ることができました。劒、立山、白馬などなども。南は乗鞍、御嶽。あと中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間、四阿、妙高など頚城山塊、白山、、、本当に大満足の展望でした。

いや本当にいい山行でした。近いうちに山行記録を書きます。同じコースを計画されている方に参考になるようなこともできるだけ入れたいと思っていますので、乞うご期待です。

尚、山梨のYさん、兵庫のNさん、名古屋のスイカおじさん。他にも話をさせていただいた登山者の皆さん、本当にありがとうございました。

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※前穂から見た西穂から奥穂の稜線。歩いた後だけに感慨深い。

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