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2009年9月 6日 (日)

2009世界のアンティークウォッチ市

昨日、出張準備で慌ただしい中、松屋の2009世界のアンティークウォッチ市を駆け足でのぞいてきた。どちらかというとすぐ隣でやっていた赤塚富士夫展の方が込み合っていたが、まずまずの人手だったと思う。

ワールドウォッチフェアなどは各社の新商品やトレンドを見るのが楽しみだが、アンティークウォッチ市は1本1本とそれこそ一期一会の出会いのようなものなので、正直駆け足は辛かった。感じとしてはいつもとそう変わっていないものの、全体には不況の影響かやや値段は下がっているようにも感じた。ただ、きまま仙人の好きなクロノグラフなどいいもの、程度がよく、いい機械で、人気のものはまったく下がってはいないと思う。

クロノグラフを中心に見て回ったのだが、いいものもありました。やっぱり気になって見るのは欲しいムーブメント。ロンジン13ZNやモバード、ユニバーサルのトリコンなど。いいものはあるけど、値段もよすぎる。なかなか買えないのがつらい。やっぱり見ると欲しくなるのでむしろ行かない方がよかったかも(笑)。でもあれだけの本数まとめてみる機会は少ないので、楽しみなイベントです。あれだけショップを回るとたいへんだし。あとこういうイベントで店員さんと顔見知りになっておくと、お店に行くのも行きやすくなるのがいい。

今回店員さんらと話していて面白かったのが、文字盤の変更。いわゆるリダンだ。仙人はどちらかというとムーブメントで選ぶ、ムーブメントに一番の興味があるので、絶対オリジナルでないととは思っていない。たしかに非常によくできたリダンも多い。雰囲気やグレード感が下がっていなければ、否定はしない。今回も教えてもらわなければわからないものも多かった。今回たまたまモバードのリダンを2本(別々の店)で見たのだが、1本は雰囲気もモバードらしく悪くなかった。むしろ気になったのは針やリューズ。モバードの特徴のうねうね針などではなかったからだ。針、リューズがオリジナルかどうかは正確には不明だし、これらは消耗品の部類といえなくもない。でもモバードならうねうね針がいいとかそういうのはあるのはたしかだ。一方、もう1本はよく見ると明らかに違和感があった。値段も安かった。(ただムーブは結構きれいだったので、ちょっとグラっときかけた。) 文字盤のデザインはモバードによくあるタイプで、ブレゲ文字。ただブレゲ文字の数字が盛り上がっているのだが、よく見るとアップライドではなくプレスでもしたような感じ。レアものでオリジナルでもこういうタイプがあるのかもしれないが、仙人には安っぽく思えた。リダンは難しいテーマだと思う。他にもロンジンなどでもリダンものがあった。これもレベルは高かったなぁ。

短時間だったが、なかなか楽しかった。次回はもっとゆっくり回りたい。

では、そろそろバンコクに向かいます。

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