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2009年7月22日 (水)

暴風!の北岳(7月18~20日山行記録(1))

7月18~20日の3連休に南アルプスの北岳に登ってきた。もともと日曜日に下山して、月曜は休養と翌週の北ア縦走の準備に当てようと思っていたのだが、何と強風で停滞・連泊し、予定がまったく狂ってしまった。

一泊2日、花や展望、一週間前くらいの天気予報を検討して、今回は北岳・間ノ岳に行くことにした。5年前にも登ったのだが、花はすごく良かったものの展望はガスでまったくダメ、おまけに2日目は雨で間ノ岳はパス。まぁ今回ある意味リベンジだ。

予定のコースは、広河原-大樺沢-八本木コル-北岳往復-北岳山荘(泊)-間ノ岳往復-北岳-小太郎分岐-白根御池小屋-広河原だった。が、月曜のブログに書いたように、稜線上は強風・暴風。結局間ノ岳は見送り、さらに日曜は北岳山荘で連泊停滞となってしまった。いやホントにまいった。&ホントに疲れた。

それでも月曜日は、相変わらず風は強かったが、何とか歩けたし。天気も晴れて、すばらしい日の出、展望を見ることができた。

Img_1182a  

 日の出直後の朝日の富士山

 

 

 

実際のコースタイムは以下の通りです。

7月18日(小雨、稜線強風)
  芦安市営駐車場5:05=タクシー=広河原6:13-8:31白根御池小屋8:44-10:25小太郎山分岐10:42-肩の小屋11:11-11:50北岳11:57-12:55北岳山荘(泊)
7月19日(小雨暴風)
  北岳山荘6:16-7:14八本歯稜線分岐7:27-8:12北岳山荘(泊)[トラバースルート]
7月20日(晴、稜線強風)
  北岳山荘5:26-6:31北岳0:18-肩の小屋7:46-小太郎山分岐8:10-9:28二俣10:05-  御池小屋分岐11:22-11:52広河原=タクシー=芦安市営駐車場

Part2はこちら

Part3はこちら

Part4はこちら

一週間前には曇り時々晴れだった天気予報が、出発日が近づくにつれどんどん悪くなる。さらに、ネットで情報収集していると、今年は残雪が多く、大樺沢の二俣より上部は前爪のあるアイゼンなど冬装備が必要とのこと。落石にも注意!と。。。。 これは少々まいった。とりあえずコースの変更は不可欠になってしまったが、予定通り17日金曜の夜に車を飛ばして芦安の駐車場に向かった。

今回高速道路の1000円もあるので、中部横断道路の白根ICから芦安へ。白根ICまで行くと芦安は思ったより近い。朝4時過ぎに起きて、着替えるとまずバス乗り場へ。チケット売り場で聞くと、乗合タクシーも大丈夫とのこと。100円高い1200円だが、並ばなくていい上に、着くのもかなり早い。迷わずタクシーを選択。荷物を先に預け、ゆっくり朝食を取る。タクシーで快適に広河原へ。

ゲートのおじさんに大樺沢の状態を聞くが、やはり危険なので二俣より上は行かない方がいいとのこと。何ヶ所かに注意を促す張り紙もあった。つり橋を渡り、広河原山荘で登山届けを出す。ここで早くも雨が降り出してきたので、雨具を着用。予想はしていたものの悲しい。雨なので大樺沢ルートではなく尾根道を選択。急登をひたすらがんばる。第一ベンチで小休止。すると外国人が降りてきた。片言を交わすと、何とスウェーデンから来たとのこと。この後は北海道らしい。雨はたまに強くなるが、小雨がしとしと。。。

写真も撮らず、展望もなく、もくもくと林間を登る。予定タイムをかなり上回り、8時半すぎに御池小屋に到着。小屋は前来たときよりも新しくきれいになっている。後で調べたところ、2005年秋に新築されたらしい。すごくきれいだ。小屋の周りは花が結構咲いていた印象だったが、ほとんど咲いていない。見ると御池にたっぷり残雪が!大樺沢だけじゃないんだ。

Img_1130  

 2005年秋に新築された小屋

 

 

Img_1133  

 御池には残雪が、、、

 

 

ここからいよいよ草すべりの急登が始まる。一息入れて、気合注入。

続く。。。

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