ブライトリングメンバーズサロン２００９

今日ブライトリングメンバーズサロン２００９に行ってきました。今年の目玉は何といっても自社開発クロノグラフムーブメントＢ０１。

ん～でもムーブメントについての新しい情報はほとんどなかったなぁ。かなり残念。

ちなみに今回の参加証はBの文字を形どったもの。例年通り、やっぱり他に使い道はないけど、中途半端な飛行機の形のものよりはましかな。昔みたいに帽子とかライターとかに戻らないかなぁ。あと、うかつにもデジカメを持っていくのを忘れてしまった。仕方なく携帯で撮影した写真なので、移りが悪くて申し訳ない。m(_ _)m

　

メンバーズサロンは例年とほぼ同じ。Ｂ０１の展示コーナー、ブレゼンの映像を見せるコーナー、ニューモデルとプロダクトライン毎のブース、時計診断コーナー。もちろんワインなどの飲み物と軽いおつまみは例年どおり。（ワインも一杯だけおいしくいただきました。）　あと今年は１２５周年にあたるそうで、歴史の紹介コーナーが。Ｂ０１はその記念の年に完成、販売されるというわけだ。

　

ただブライトリングがアピールしていたのは、ムーブメントＢ０１以上に、ニューモデルとしてのＢ０１。ムーブメントとしては、通路に多少の展示があった？（よく見てない！）以外は、ガラスケース内にひとつ置いてあっただけ。見た目には思っていたよりも小さくて普通の感じだった。事前に見ていた写真の方がはるかに美しく輝いていた。正直、もっとムーブメントそのものを見せてもらいたかった。

　

ニューモデルＢ０１は、クロノマットらしさを残して、デザインを新しくしたという感じ。悪くない。クロノマットエボリューションが好きな方は、やはり好感を持って見るのではないだろうか。

　

仙人は写真の（穴空きの）ラバーベルトモデルが好きかな。ベゼルはライダータブがなくなったことはいいと思うが、アラビア数字はどうだろう？仙人には疑問が残る。あと５００ｍ防水という過剰？仕様だ。個人的には、防水性は１００ｍで十分だが、裏スケにしてニュームーブメントを見せてほしいと思う。これは機能重視のブランドイメージに合わないので、譲れないのかも知れないが。あと文字盤の四角型のストライプ模様も賛否が分かれるところかもしれない。でもきれいな文字盤ではある。一方操作感はスムーズだった。特に７７５０と比べて、ちょっと触っただけだと違いも分かりにくかった。非常にコメントしずらい。その他、今までよりブレスがケースから角度がつくので、大きめでも腕にフィットしやすいのはいい。まぁ総合的に判断して、仙人としては少なくとも裏スケにならない限り購入はないだろうなぁ。ムーブメント好きとしては、ちょっとさみしい。

あとモンブリランのシルバーサークルモデル。実物は意外とよかった。ある意味斬新なデザインだと思う。今後のセールスがどうなるか見守りたい。特にダトラはポインターデイトの指す部分がシルバーサークルになるので、見やすいと言えば見やすい。このモデルは今日行った収穫のひとつだ。

その他モデルラインが増えてきて、ターゲットがわかりにくくなってきた感じがあるが、エアウルフ・レイヴンやスカイレーサー・レイヴン、クロノマチックなどのベゼルラバーは悪くない。ただ文字盤のごちゃごちゃ感が気になるモデルが多くなってきた。それでなくてもクロノグラフはインダイヤルがあり、針が多くてごちゃごちゃしている。やはりブライトリングは機能性でごちゃごちゃするのはOKだが、無用なデザインでごちゃごちゃするのはどうかと思う。もう少しシンプルさが際立つ機能美を追及してほしい気もした。

あと毎年診断コーナーで２本のプライトリングを見てもらっている。エクリプスも今はディスコンされているのでどちらかというとレアだし、ヴィンテージのクロノマット２ｎｄも裏スケでなかなかの一本。技術者の方にも喜んでもらえるし、話をするのが楽しい。エクリプスは最近少し遅れが気になってきたが約－２０秒/日、一方２ｎｄは約－８秒/日と好調！　エクリプスは来年くらいOHかなぁ。。。

いずれにせよ、年に一回の楽しいイベントです。ブライトリングさん感謝、感謝です。