CANON G10のケース

今回はＧ１０のケースについて書きたい。以前にも書いたが、仙人がＧ１０で撮りたいのは山歩きの時の風景や高山植物、動物昆虫などだ。あと、新しい時計をゲットするとその写真は撮る。通常のスナップなどは鞄に入れっぱなしのＩＸＹ（もうかなり古い）を使っている。今回は山での使用に限って書きたい。さんざん探してはいるのだが、正直満足するものが見つからない。

山で使う場合には、まず持って歩く、や首からかけるは基本的にありえない。（そうやって歩ける道も一部はあるが通常はない。） 危険で歩きにくい上にカメラを傷めやすいからだ。また歩きながらすぐに出せること、岩場などできれば片手で出せることが望ましい。仙人がほとんど（最近はまったく）一眼レフを持って行かないのは、重いからというのに加え、一眼レフだと歩行中はザックの中に入れないといけないからだ。素晴らしい景色に会ったり高山植物を見つけて、撮影するのに時間がかかっているようでは、たくさんは撮れない。まして動物や昆虫はいわんやである。

Ｇ１０を使うとして、では歩くときどこにあるといいだろう。まずベルトに通すのはへその下しか付けられない。うしろはザックに当たるし、出し入れしにくい。横や腰骨のあたりはウェストベルト（ヒップベルト）があるのでつけられない。へその下はさすがに格好悪いし、歩きにくい。ベルトが駄目だとすると、仙人は考えられる候補は２ヶ所しかないと思う。ひとつはザックのショルダベルトに付ける。左胸のポケットのあるあたりだ。もうひとつはザックのウェストベルトに付ける。後者は山用品店でそういうものも有るにはある。が、ウェストベルトというのは、ザック毎に形状が異なり、すべてに付つけらるというものではない。仙人は容量、用途の違う３－５つのザックを使い分けている。なかでもkarrimorのridgeはウェストベルトがファスナ付きのポケットになっており、カメラケースを付けるのは難しい。となると残る場所はショルダベルトしかない。

他の機能はどうだろう。合わせて整理してみたい。
－まずショルダベルトという縦ベルトに付けられること（必須）
　　もちろん固定されていなければならず、ブラブラしてはいけない。
－ファスナではなく、上蓋がパカッと開くような構造であること。
　　下の写真のようなタイプ
　　ファスナは面倒だし、片手では開け閉めしにくい。
　　また、出し入れするのに当たる。
　　防水構造でなければ雨も入りやすい。
－大きさが少し大きめでフィットすること。
　　サイズが合うことはどんなカメラのケースでも当然！
　　大きすぎても踊るし、小さいと出し入れしにくい。
－できれば蓋部分だけでも防水性があること。
－木の枝などで引っかかったり破れたりしにくい素材
　　スポンジ系やビニール系は危険。
－あとはやっぱしデザイン！（ザック、アウトドアに合うのがいい！）

これが本当にないんだなぁ。ちなみに以下はＧ５のときに使っていたもの。マジックテープが２重になっていて、縦ベルトにも横ベルトにも付けられるようになっている。ただこのケースでＧ１０だと大きすぎる。。。

※通常のベルト（横）にも通せるが、写真のようにマジックテープで縦のベルトにも付けられるようになっている。
※ずれないように上部のひっかけ紐を胸のベルトに通す。
※ファスナよりはるかに出し入れしやすい。
※Ｇ５の入るケースなのでやや大きいが、慣れるとそう気にならない。

メーカーの方！もしこのブログを見てくれたらG10にぴったりのサイズの上記のようなケースを作ってください。m(_ _)m