CANON G10-きまま仙人のカメラ歴
今日CANON G10が発売だ。CANONのコンパクトデジカメのフラッグシップモデルであるGシリーズの新製品だ。今のところ、少し落ち着いたら、年末くらいまでには購入しようと思っている。特に登山時の山の風景や高山植物の写真を撮るのが主な目的である。写真、カメラについて思っていることや、(本当に買ったら)使用レポートなど、何回かに分けて書いてみたい。自分の考えを整理しておくためにも。。。
今回は、まずきまま仙人のカメラ歴を、、、
まず、きまま仙人のカメラ歴を振り返りたい。
-中学生(何年前や~)のときにカメラにあこがれて、おこずかい、お年玉を貯めてOLYMPUS OM-1購入、もちろん銀塩の一眼レフ。レンズ4本(標準、28mm、75-150mmズーム、もう一本同じ焦点距離くらいのズーム(山用に小さく安価なもの))、クローズアップレンズやストロボ、三脚、レリーズなど順次一式そろえていった。後に(社会人になってから)OM-4 も購入。学生時代~社会人になりたての頃は、主に仲間たちとのスナップや女性ポートレートが主。旅行にいけば、風景や建物なども撮っていた。まぁ何でも。。。かな? 特に結婚式では毎回カメラマンを仰せつかった。(そういえば司会のときも。。) 一応高校時は写真部にも席を置いていた(本業はバスケットボール部)し、大学時の研究で顕微鏡写真などが必要だったので、白黒写真の現像はできる。(今も押入れのどこかに現像タンクを持っているが、捨てられず記念にもっているようなもの、もう使うことはないだろう。) 写真は主な趣味のひとつだった。
-社会人になってから山を本格的にやるようになり、一眼レフは重いし、山では機動性に欠ける(首からかけて歩けるところは多くないし、簡単に取り出せるところに付けにくい、など)ので、(銀塩)コンパクトカメラを購入(壊れたり、よりコンパクトなものに買いなおしたりで3台使用。どれも名前はよく覚えていない。)ベルトにケースを付けるか、ザックのショルダーベルト?(背負うベルト部分)にケースを付け、歩きながら撮りたいときに風景や高山植物などすぐに撮れるようにして使用。
-1999年12月そろそろ試してみたいなと思い、初めてのデジカメOLYMPUS C-2020ZOOM購入、1/2 200万画素CCD、35~105mm F2.0~2.8 のレンズ。選考ポイントとして、ある程度しっかりした明るいレンズのついているものを選んだ。山を中心に腕時計などの撮影にも使用。ほとんどプリントアウトはせず、写真はパソコンで見る。写りに関してはまずまず満足。すぐに確認できる点やフィルム代を気にせず枚数を撮れる点、トリミングや加工(その当時はまだレタッチというほどのことはしていない。)がしやすい点などデジカメのメリットに惹かれ、徐々に銀塩カメラを使わなくなる。
-2002年1月、デジカメの進歩は大きく、特に画素数(400万画素)、バリアングルファインダー、携帯しやすい形状(薄さ)、添付のPhotoStitch(複数枚の写真をパノラマのようにつなぐソフト)などに惹かれCANON G2に買い換える。ここからGシリーズのファンに。C-2020ZOOMは売却。1/1.8 34~102mm F2.0~F2.5 やや重いことを除くと基本的には満足。しかし、色合いはOLYMPUSの方が好きだった。またC-2020時から広角側は28mmがほしいと常に思っていた。(もともと銀塩一眼を使っていたときに28mmレンズを使っており、広角のもつ広がり感のある歪みが好きで、一番使いやすい(慣れている?)からである。単に画角の問題ではなく、遠近感や効果が好きだったからである。特に山の写真には。PhotoStitchでつないでも28mmの効果は得られない。ちなみに通常は最高画素数のノーマルで撮るが、ごくたまにRAWを使う。PhotoShop (今はCS2)でのレタッチなどの加工もするように。また、このころ顔料インクの写真画質のプリンタを購入。時々A4にプリント。
-その後新製品が出るたび検討するが、買い換えるほどの魅力を感じず買い替え見送り。デジ一眼も検討し、何度も買おうと思ったことがあるが、想定使用頻度、価格、まだまだ機能の向上が進みそうな点で、踏み切れず。代わりに、今はなきDIMAGE A1/A2、CANON PowerShot Pro のようなEVFベースのものを買おうと思っているうちに、そういうタイプが市場からなくなってしまう。ほしいカメラが発売されないもどかしさの数年をおくる。その間、普段かばんに入れたままでメモ代わり(打ち合わせ時ホワイトボードを写したり、飲み会で撮ったり、バスの時刻表を写したりなど)に使うコンパクトデジカメを2台使用(DIMAGE Xi(後に母にあげる)、IXY50(現在も使用))
-2005年9月CANON Gシリーズの新製品(本来ならG7?)が出なかった年、Gシリーズがなくなり、このままではほしいカメラが手に入らなくなるのでは、との危惧からヤフオクでCANON G5を落札。G2が壊れる前にもう一台持っておこうという感じだ。500万画素、35~140mm F2.0~F3.0 G6でも良かったのだが、G6の方が数ミリぶ厚いことと、G5のブラックのボディの方がデザイン的にも気に入っていたこと、テレコン/予備バッテリ付でリーズナブルな価格で落とせた点が決めてである。G2に比べG5の方が望遠が長い(102⇒140mm)のはいいのだが、その分ぶ厚くなっている点は不満ではあった。でも何とかザックにつけているケースに入ってくれたので、G5をメインに使い始める。ただテレコンは大きい、付けはずしが面倒なので、ほとんど使っていない。ちなみにXDカード、メモリースティックは使いたくないので、OLYMPUSなどは選定時大きなマイナス要素としていた。
-2006年10月、CANON G7に愕然とする。ほしいカメラと完全に方向性が違う!望遠が長くなったことは悪くはないのだが、レンズが暗くなった!(F2.0⇒F2.8)、バリアングルファインダがなくなった。撮影可能枚数がかなり減った。(G5:450枚⇒G7:220枚)交換バッテリを持つにしてもこれは減りすぎ! 手ブレ補正が付くなど、その他の機能は向上しているのだろうが、正直なんじゃこりゃ?っていう感じだった。当然買うわけもなし。続いて翌年のG9、CCDが1/1.8⇒1/1.7に代わったことがどの程度効くの?とは思ったが、大きな変化なしにまたまた失望。それでもこの頃から他に代替製品が見当たらないため、試しにそろそろ買ってみようかという気にはなってきていた。
そして、今回である。買うことに決めた理由は、
-G5に買い換えたのは3年前だが、G5はモデルとしては5年前のものだ。いくらなんでも基本機能は5年で相当向上しているはず。(という期待!)
-待望の28mmがついた。今の広角ブームには?もあるが、個人的に28mmはうれしい。
-撮影可能枚数が400枚まで伸びた。(G5にかなり近づいた。)
-ネットの口コミなどを見ていると、バリアングルでなくても斜めから見やすくなっているため、なくても何とかなる。むしろバリアングルをやめることによる本体の薄さというメリットの方がある。というコメントが多い。試してみようと思った。
-RAWの現像にDPPが使えるようになった。(※正直これは楽しみ)
-露出補正がダイヤルでできるなど、操作性は良くなっていると思われる。
-なんだかんだ言っても、やっぱり薄く、軽くなるのは魅力。
-G5のバッテリ(G2のものを含め4個保有)がどれもやや寿命に。今更ここに投資するのも。。。
というあたりか。それにしても、なぜもう少し明るいレンズを付けてくれないんだろう。ん~書き出すと思い入れがあるので長くなってしまった。週末は実機を見に行く予定。続きはそのうち。。。
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