自転車で東京湾一周-記録(2)
今日になってやっと筋肉痛の兆候がでてきた。本当に痛くなるのは明日以降か?昨日記録(1)で概略のルートとタイムを記したが、今日からもう少し詳しく記録を書きたい。今後トライしようとする方の参考になるように書きたい。興味のある方は、あと数回お付き合いいただこうと思う。
まず計画だが、幾つかの立ち寄りポイントとして公園を設定した。山下公園、観音崎公園、ペリー公園、富津公園、市川緑地運動公園、幕張海浜公園、葛西臨海公園だ。最後の葛西臨海公園は距離的に通過だけの予定だったが。地図で測ったところ200キロ強、平均時速20キロは厳しいと思い、18キロとして11~12時間、休憩やフェリー、地図の確認などで余裕を見て4~5時間。計16時間、夜8時までに到着として逆算して4時出発と決めた。正直目標は何とか明るいうち18時着である。千葉は住んでいたこともあり、土地勘もあるし、いざというとき頼れる知り合いもいる。コースは反時計回りと決めた。
早朝の山下公園
左奥には氷川丸
記録(1)はこちら
金曜日準備に少し時間はかかったが、何とか12時くらいには寝床へ。疲れていたのかすぐに眠りにつき、熟睡!目覚めよく3時半に起床。パンをかじりながら準備をし、ライトやサイクルコンピュータ、サドルバックを取り付け(普段駐車場でははずしている)、4時7分ほぼ予定通り自宅のある豊洲を出発。まだ真っ暗である。考えてみると、この自転車を買ってから、初めての夜間走行だ。車の量も少ないので、車道を進む。さすがに人通りの少ない銀座、新橋をこえ、第一京浜(R15)に。このままずっと真っ直ぐでもよかったが、八つ山橋から、一応車がほとんど通らないので走りやすい旧東海道に入る。このあたりは何度か来ているので地図を見なくてもスムーズ。まだ暗いので雰囲気を味わう部分もなく、鈴ヶ森刑場遺跡で再び第一京浜に合流。そのまま快調に車道を走り、5時11分多摩川の六郷橋着。ここではじめの小休止。持参したパンをぱくつく。
ややむしっとするも、暑くも寒くもなく、まずまずのサイクリング適日。徐々に明るくなってくるが、特に目に付くものもない。鶴見に入るとこれまでの横浜ではなく、横須賀35キロという標識が出てくる。意外と近いかな?なんてまだ余裕が。5時55分横浜のみなとみらい大橋到着。地図を確認して一番海岸に近い通りをまわり、観覧車や赤レンガ倉庫(写真)などをゆっくり見ながら6時6分山下公園到着。朝の散歩やジョギングの方が多くいて、なかなかいい感じ。時間的にも予定より30分以上上回っているので、ベンチに座って小休止。
ここから山下公園の前の道を南東に真っ直ぐ進む。まだ車道でも問題なく走れる。距離的にはやや大回りかもしれないが、直進のまま大鳥中付近から首都高湾岸線の下の道を進む。ここは車道でも走れなくはないが、走りやすい広めの歩道があるので、そちらを走る。歩道とはいえなかなかのスピードが出せる。途中からシーサイドラインと沿うように進む。幸浦あたりで首都高ともシーサイドラインとも別れると、しばらくすると7時7分金沢柴町の交差点(交差点名が掲示されているのでわかりやすい。)なので、ここを右折。7時を過ぎてくると日差しが強くなり暑い。日焼け止めを持ってこなかったので焼けそうだ。再びシーサイドラインと合流すると、左手に海の公園を過ごして、道なりにどんつきの帰帆橋で左折すると野島だ。少し行くと夕照橋なので、これを渡って追浜方面へ。R16の標識が出ているので安心して進んでいると、、、あれっ!行き止まりだ!地図で確認すると、どうやら道なりと思って通った交差点のひとつは右折しないといけなかったんだ。。。時間のロス以上に精神的疲労と体力の消耗が堪える。ここでもうひとつ失敗が、、、背中の荷物を降ろして地図を確認中、ハンドルの上に荷物を置いていたら、えっ!サイクルコンピュータがリセットされている。。。幸いラップ積算用の距離2という方はリセットされていなかったので、総走行距離はわかる。が、ここまでの実質走行時間(平均時速なども)がリセットされてしまった。休憩はメモを取っていたが、信号待ちなどははかってなかったからなぁ。。。悔やまれる。
ここからしばらくいくと国道16号(R16)に出る。観音崎までほぼ道なりだ。道を間違えてから一気にペースが落ちた。ダメージに強い日差しの暑さがこたえた。先が長いこともあり、無理はせず時速20キロ弱くらいで進む。距離をショートカットするため観音崎をパスすることも考えたが、決めた立ち寄りポイントなので予定通りのコースを取る。途中でコンビニに立ち寄り、飲料の補給とゼリータイプのエネルギー補給食品を購入。できるだけのどを通しやすいものでエネルギー補給。少々ばてたが、8時33分観音崎公園(写真)到着。本当は少し公園内を散歩、灯台を見に行きたかったが、そこまで余裕なく自重。何といってもまだまだ先は長いのだ。。。
観音崎から浦賀まで208を行くが、この道は少しアップダウンがあり、きつかった。ただ後で地図を確認すると、計画では観音崎公園の中の道を通る予定だったので、少し近道を取ってしまったことになる。8時45分浦賀着。浦賀はさすがにペリー来航の町。壁にペリーなどが書かれた建物があったりと、歴史を感じるところがちらほら。それでも立ち止まるわけでもなく進む。ここから久里浜までは快調だった。208、210を通り夫婦橋を左折、開国橋を右折して少し行くとペリー公園だ。ここにはペリー上陸記念碑(写真)やペリー記念館があ る。記念館は無料で歴史的資料などが展示されている。面白そうだったが、ゆっくり資料を見学するというというより、正直冷房の効いた建物が気持ちよかった。まずはフェリーを押さえてから時間があれば見にくるか、くらいで早々に9時14分フェリー乗り場に。案内の係員の人に聞くと20分発に間に合うから急ぎなさいと促され、急いで乗り込む。
予定では11時20分発の便に乗れればと思っていたので、2時間貯金ができたことになる。
後半に続く。。。
| 固定リンク
コメント