東京シティサイクリング2008
昨日は大会全体についての感想を辛口でさせてもらった。勝手なコメントをかかせてもらったが、やる限りよりよい大会になっていってほしいという願いからである。
今日は体験レポート的に書いてみたい。
開会式、絹代さんと長塚選手
朝起きると予想通りの曇天。それでも終わるまでくらいは雨は大丈夫だろう?という期待感の方が大きく、憂鬱どころか楽しみだった。アップを兼ねてゆっくりと自転車で都庁の都民広場へ行く。約11キロほど。日曜の朝の銀座や20号は快調に走れ、7時過ぎには会場到着。早々に受付を済ませる。エコバックのような袋に参加賞など一式が入っていた。中身は、
-Tシャツ、背中に大会のロゴが入っている。DOMEのUnder Armourという機能性Tシャツのよう。これは記念にもなるしうれしい。参加料はこれだけでも元がとれた?
-東京オリンピック招致のピンバッチと日本手ぬぐい(レアものらしいが興味のない私にはピンとこない。)
-VAAM と水、VAAM は出発前に飲むのにちょうどよかったが、水はちょっとじゃま?
-大会パンフレット、コースの詳細が書かれている。地図があると安心。
-企業のパンフレット類、協賛をいただくのに必要なのだろうが、はっきり言ってこれからサイクリングするには邪魔。みんなが捨てているので、ごみになるなと思いながら仙人も廃棄。
-袋、昨日も書いたが持つのに苦労されている人が多かった。(仙人はデイパックに押し込んだ。)メッセンジャーバッグじゃないが、肩に掛けれるような長さの取っ手であれば、扱いやすかったのではないだろうか?
でも、タダでいただけるものは、何でもうれしい。
参加賞、完走証
不要なものを捨て、あるいは飲み、もって帰るものをデイパックに押し込んで出発準備完了。ひとまわり小さいウェストバッグにしなくてよかった。そうこうしているうちに日差しが射す時間帯もあり、ますます期待大!徐々に参加者が増えてきて、一緒に申し込んだ相棒も合流。登録者は2000人(台?)とのことで、なかなか壮観な眺めだ。参加者の自転車やウェアを見ているだけで面白い。やはりクロスバイク(特に前サスがなく、タイヤが細めなロードよりのタイプ)が多いが、本格ロードタイプやフォールディングタイプも多い。中にはママチャリのようなものも。メーカー的にはTrek、Bianchiなどが目に付いた。結構いい自転車が多い。子供と一緒に親子参加らしき家族も。8時半になると開会式が始まる。司会は何と絹代さん(出発前にもう少し近くから見れたが、実物はかわいい!) サプライズゲストとしてオリンピック選手の長塚、宮澤選手登場に盛り上がる。絹代さんは雑誌などではおなじみだが、さすがに自転車のことをよく知っているので、トークが興味深い。特に出発待ちの間の宮澤選手とのトークはなかなかGoodでした。
出発は9時すぎ、ほら貝の音にあわせて信号が変わるたびに50名づつくらい出発です(写真2)。競争やタイムを競うわけではないので、半分よりやや後ろくらいかな。9時30分くらいになってやっと出発。ところがこれが進まない進まない。前がつかえてスピードは出せない。すぐに信号にかかる。右折は当然リターン右折だし、場合によっては一度の信号で行けない個所も。。。それでも最初のうちだけだろう、、、って楽観的に考えていたがこれがこれが。そのうち早くも雨がぱらぱら。。。えっ!もう来たの?って感じ。それでもこの雨はしばらくすると一旦あがった。
コースは都庁を回るようにしてから代々木公園、原宿の神宮橋へと。特に神宮橋の渋滞はひどかった(写真4)。我々参加者も一般の車や歩行者みれば、大迷惑だったと思う。表参道から青山霊園を抜け、六本木トンネルの側道を通り、ミッドタウンと名所を通るコースとしては考えたんだろうなぁと思いつつ走る。相棒が登りで遅れる。どうも体調がよくないらしい。仙人の荷物の方が軽かったので、荷物を交換する。溜池山王から新橋に出ると駅前広場が最初のエードステーション(写真5)。既にこ こでチェックポイントのリミット11:30を越えていた。あきれるばかりだ。我々は最後尾のスタートではない。普通に指示通り走っていた。にもかかわらずチェックポイントのはるか手前でアウト。何じゃこりゃ~って感じだ。もうあきれて怒る気もしない。うれしかったのは同じSPECIALIZEDのCrossTrail(グレードは違ったが)に乗っている若者が声をかけてくれたことだ。何をどう話せばいいのかちょっと戸惑ってしまった部分もあるが、楽しい交流ができた。持ってきていた菓子でエネルギー補給。朝早かったせいか、おなか が空く。しばし休憩して出発。
ここからはよく知ったエリアに入る。日比谷から晴海通りを築地、勝鬨橋へ。勝鬨橋駅のところで、もうひとつチェックポイントが。ここは12時半というさらなる短縮コースのようだ。トリトンを左にすごすと晴海大橋ののぼりに入る。相棒が遅れる。こっちはさすがにこのくらいの距離なら余裕しゃくしゃく。下りきって少し行くとチェックポイントである。ここで左折させられ残りの距離は15キロとの表示。約6~7キロの短縮だ。チェックポイントを過ぎたあたりから、再び雨が降り始める。だんだんずぶ濡れになってきた。そのうち、ここまで濡れたらもう同じっていう感じになる。豊洲を通過するとき我が自宅のあるマンションも見える。相棒にリタイアしてもいいんだけどと冗談ぽくいうも無視T_T; 月島から中央大橋、隅田川沿いを永代橋まで。このあたりは仙人のジョギングコース。茅場町から日本橋へと入り3つ目(我々には2つ目)のエイドステーションで休憩。雨は本降りになっており、みんな屋根のある部分につめて休憩。ここもVAAMだけで、食べ物はなかった。ここで相棒がトイレに行きたがったが、ここは近くにないとのこと。やむなし。ここから皇居に出て祝田橋から20号線に。朝走った道だ。国会議事堂前(そういえばまん前までいくことは久々)の正面を右折し、三宅坂を246号に左折。ここの信号が渋滞で長かった。何回かかっただろう。左折なんだから、歩道にちょっと上がれば行けそうなものを。。。さすがにこれはこういう大会ではダメか。赤坂見附の交差点は信号のある横断歩道まで迂回。一部歩道を押して進む。あとは青山通りを真っ直ぐ行けば神宮外苑。ただ雨はついに土砂降り状態。中に入ってしばらくいくと無事ゴール。14時過ぎ。残念ながら終わってホッとした部分はあるが、達成感は皆無!
ゴールでは完走証、抽選に長蛇の列。自転車を止めて列に並ぶ。完走証はパウチされていて、何ていうわけではないが、なかなかいい感じ。これにはリタイアせずにここまで来てよかったと思った。他にバナナを2本とコルディアFeという飲料(簡単なアンケート要)を配っている。なぜかバナナは2度(4本)もくれた。持ちきれないぞ!でもおなかが空いてたので、3本はぺろり。1本は持ち帰りました。その他Scotなどのメーカーが試乗?か自転車を持ってきていたがさすがに雨で展示のみ。他にプロテインの試飲会などもやっていた。試飲にはでてなかったが、ポタージュ味なんていうのがでたのね。驚き。
本当なら相棒とビールで乾杯でもして別れる予定だったが、二人ともずぶ濡れ状態なので、早々に解散。相棒は新宿、仙人は豊洲なので外苑でそのまま解散。帰りは歩道を快調に飛ばして帰った。帰宅してもまず自転車を軽く拭き、シャワーを浴びてさっぱりした後、自転車をちゃんと清掃。いや~疲れた。今回考えてみたら、ヘルメットをかぶって乗るのも初めて(やや首が疲れました。)、雨の中この自転車で走るのも初めて。いや、いろいろいい?経験させてもらいました。
不満もいっぱいあった大会ですが、いろいろ初めての経験、体験をさせてもらえ、印象に残る1日になりました。来年はもっといい大会になればいいのですが。。。
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