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2008年6月30日 (月)

GWの黒姫山山行記録

遅ればせながら、GWに行った黒姫山の山行記録をアップします。

黒姫山というと小さいときにそういう名前のお相撲さんがいたなぁ。。。なんて。
久しぶりにGWの残雪を歩きたかったのと、妙高から見た黒姫山の姿を見ていつかは登りたいなぁと思ってたので選択。好天に恵まれしんどかったですが楽しい山旅でした。まずはコースと記録を。

2008年5月5日(月)
黒姫高原5:37-姫見台7:36-黒姫乗越-9:05黒姫山9:40-黒姫乗越-姫見台10:38-12:00黒姫高原

Kurohime1

 

 

※黒姫高原からの黒姫山、右手の小ピークから登る。

 

  

Map_kurohime

 

ホームページに詳細記録アップしました。

      

      

    

    

朝5時半過ぎに黒姫高原を出発。快晴の上に黒姫山、妙高山がきれいに見え、期待に胸が躍る。予備知識があまりなかったので、ガイドブックのもっともポピュラーと思えるコースから登った。このコースだと帰路に表登山道側に下山すれば、ほぼ周回コースとなる。ただ標高差約1200m強、この残雪の時期としてはなかなかタフなコースだ。
黒姫高原からは初めゲレンデを登るのだが、登山道が良くわからない。地図の地形を見ながらなかなかの急斜面を登る。フキノトウや土筆など、この季節ゲレンデを登ると良く見る春の使者たちがうれしい。ゲレンデ上部はややぬかるんだ残雪や融けた流水で歩きにくいが、アイゼンを付けるまでではない。途中ルートがわかりにくかったので、最後は強引に藪を抜けてリフト降り場にたどり着く。ここから少し入ったところが、姫見台だ。

Kurohime2ここからは林間に入る。完全に雪上を行くのでアイゼンを付けた。久々にアイゼンを付けて歩くのは楽しい。おそらく今日は私が初めて登る登山者だろう。気温が高くなってきているせいか踏み跡のわかりにくい箇所も多い。ルートを判断する力が試されるが、地形はわかりやすいので、基本上に上っていけばいいようだ。おのずと上へ上へ方向をとるので、斜面を急に登ることになる。雪の柔らかい部分も多く、ズボッと落とし穴のようなところにはまったり、滑ったり、歩きにくい。面白いんだが体力を使うし、緊張感もある。ザイルがいるような場所ではないが、滑落の危険性がないわけではない。下りの方が怖いかも。。。なんて思いながら苦闘する。最後は足がつりそうになりながらも何とか稜線に到着。

林間ではあまり展望がなかったが、ここまで来ると妙高山が特徴的な二重火山の様相で聳えるのが大迫力だ。ここからは少しは楽だろう、もうすぐ頂上だろうと思って進むが、ここからが意外に苦労させられた。まずなかなか着かない上に小さなアップダウンが疲れた足にボディブローのように効いてくる。筋肉がぴくぴくしだして、何度もつりかけた。おまけに雪の深い部分が多く、一ヶ所かなり滑落の危険のある怖いところがあった。最低でもアイゼン、ストックとキックステップで足場を確保しながら進む経験が必要だろう。まぁ無事終わってみれば面白かったということになるのだが。何とか筋肉をだましだましやっとのことで山頂到着。

Kurohime3 少し休憩して余裕を持って周りを見るとすばらしい景色だ。周りの頚城山塊の西岳や戸隠山の奥に北アルプスの後立山連峰が連なる。唐松、五竜、鹿島槍。その奥には立山や蓮華、針ノ木なども北側には妙高、火打、焼山の三山に特徴的な雨飾山が。その他はよく確認できなかったが、ちょうど南側ルート(こちらの方が楽らしい)から登ってきた地元のオバサンが親切にいろいろ説明してくれた。四阿山、薄く煙を吐く浅間山、日光や草津白根山、志賀高原方面の山などなど。

少し腹ごしらえしてゆっくり景色を堪能していたが、風がややあり少し寒い。雨具を上だけ着ていたがそれでも寒いので、心惜しかったが山頂を後にした。ルートは表登山道で下りたかったが、下降点がわからないこともあり、登ったルートの方が安心なので、元来たルートを引き返した。下りは心配するほどのこともなく、快調に下った。雪上だと雪さえ状態がよければ気持ちよく直下降可能だ。しかし最後のゲレンデはちょっと長いかも。。。

非常にいい山、いい天気、いい展望で本当に気持ちのいい山行でした。でも東京から遠いし次来ることあるかなぁ。。。

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