フィラデルフィア美術館展
最近特に休日が忙しくて、全然ブログのアップができていない。先週末は所用で大阪・京都と回って、観光ではないが遊んできたようなものだ。ランニングについても、少ないながらも今月も何とか100キロはクリアした。落ち着かない部分や時間が取れない不満もあるが、休みの日に予定があって飛び回っているのは充実感はある。
さて、先の勤労感謝の日、大阪に帰る前に東京都美術館のフィラデルフィア美術館展に行ってきたので、そのレポートをしておきます。
内容は、ルノアールやマネ、モネ、マティス、セザンヌ、ピカソ、ルソー、モディリアーニ、デュシャン、、、などなど印象派を中心に有名な画家の、それも代表的な画風の作品が77点並ぶ。油彩が多く、質も高い、本当にいい絵が多く来ているといっていいだろう。しか~し、不満の多い鑑賞だった。
・まず日が悪かった。人が多すぎ!まるで芋を洗うようだった。しかも作品・作家が有名でポピュラーな分、マナー等の低い人が多かったように思える。大きな鞄を預けもせず持ち込んでいる人、失礼な割り込み方をしてくる人、、、、上からものを言うようではあるが、本当にこの人たち絵の良さわかるのって言いたくなるような。。。
・もう少し絵が上に設置してあった方がよかったかも知れない。すいているとちょうどいいのだろうが、混んでいると離れたところから見ようと思っても下半分以上は良く見えなかった。
・構成として美術の教科書的すぎて物足らない感じも受けた。人を呼べる絵がこれだけ来ているので、意図的にそうしたのかも知れないが、もう少し新しい発見や企画側の伝えたいものが感じられてもよかったかな。
・絵葉書が150円はちと高い!これはこの展覧会に限ったことではないが、図録にしても、もう少し薄くても安くできないものか?高いし、後々場所は取るし、最近はほとんど買わない。
・実は機会があって、もう10数年前にフィラデルフィアを訪れたことがある。そのときに見た記憶がある絵がいくつか来ていなかった。セザンヌの水浴などは有名なので間違いないが、ひょっとすると私の記憶違いでフィラデルフィアではなかったのかも、、、
まぁいろいろ書いたが、結論としては平日の空いている時間帯に行った方がいいですよ。ってことです。私が一番うれしかったのは、コンスタンティン・ブランクーシという作家の「接吻」というタイトルの石の彫刻に再開できたことです。フィラデルフィア美術館を訪れたときに、その作家の企画展のようなものをやっていて、印象に残った作品でした。さほど有名な作家でもなかったので、再会できるとは、、、
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