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2007年10月 1日 (月)

西沢渓谷~甲武信岳~雁坂峠、日帰りはハード

少し遅れましたが西沢渓谷~甲武信岳~雁坂峠の山行記録アップします。

9月22日(土)曇り

Kobushi以前は北側毛木平からの周回コースで登ったので、今回は南側西沢渓谷から徳ちゃん新道であがり、破風山から日本三大峠の雁坂峠をまわって西沢渓谷に戻りました。本当なら甲武信小屋か雁坂峠の小屋で一泊すべきなのですが、翌日夕方東京で所要があり、強引に日帰りしました。マラソンのトレーニングも兼ねてなんてトライしましたが、なかなかタフでした。

天気は悪くはなかったのですが、ガスがかかり、期待していた展望はお預けでした。それでもなかなかトレーニングをした~っていう達成感はありました。

Map_kobushi

<コースタイム>

西沢渓谷入口駐車場7:18-西沢山荘7:40-戸渡尾根ルート合流9:08-木賊山10:36-甲武信小屋10:46-10:59甲武信岳11:18-甲武信小屋11:27-避難小屋12:07-破風山12:41-東破風山13:04-雁坂嶺13:38-14:00雁坂峠14:15-林道終点15:28-道の駅みとみ16:07-16:15西沢渓谷入口駐車場

ホームページに詳細記録アップしました。

 

Img_8059  思わぬ残業で出発が遅れ、西沢渓谷入口駐車場についたのは3時をまわっていた。目は血走り、眠さと戦い、もうくたくた。早々にひと寝入りして気がつくと、あたりは既に明るい!6時には出発と思っていたのだが、食事・準備をして出発したのは7時をかなりすぎてしまっていた。

西沢山荘までは林道、観光客のファミリーを追い越し、戸渡尾根ルートの入り口をすごしてしばらく行くと西沢山荘がある。ネットで情報を得ていたので、迷うこともなく西沢山荘手前から徳ちゃん新道に入った。このコースはコースタイムが戸渡尾根合流まで2時間半、そこから木賊山まで2時間半と長い。今日は長丁場で、かつ出発が遅れた分やや焦りが、、、登りの方がコースタイムの短縮はしやすいので、がんばって登る。道は整備されており、ペースが速いこと以外は快適だ。こちらから登る人は少ないのか、下山者2名、途中追い越した登山者5名と静かな山歩きだった。全体に急登ではあるが、ところどころ緩やかな場所もあり、息をつくことができるので、キツイが歩きやすいコースだ。途中シャクナゲのトンネルを難度かくぐる。アズマシャクナゲだろうか? 残念ながら花がまったくないので、少し寂しい。あと、樹林帯を行くので風がなくやや暑い。それでも快調にコースタイムを短縮して合流に着く。展望が利きそうなところを探すが、なかなか無いので、諦めて休憩。おにぎりを無理やり押し込みエネルギー補給。

今回はマラソンのトレーニングも兼ねてと思い、ストーブなど装備を極力軽くしたのはImg_8081良か った。でも山歩きにしては心拍数が高かったような、、、心臓バクバクなことが時々。。。登りで2時間ほど短縮して木賊山到着。ここも展望はまったくない。甲武信はここから少し下って登り返すとすぐである。少し行ったところから甲武信が間近にみえた。こちらからは初めてみるのだが、見覚えのあるような三角形がうれしい。思ったよりも登り返しはきつかったが、このあたりは展望もあり、気分はいい。ただ晴れてはいるもののガスで今ひとつ。11時2475m甲武信岳到着。山頂は毛木平から来たらしいシニアの人達で賑わっていた。次回は大弛峠からの縦走もいいかな?

なかなか思うように展望が晴れないので、先を急ぐことに。ここからはガスも悪くなる一方で、ひたすら先を急いだ感じだ。Img_8093Img_8094 

一度下った笹平の非難小屋で小休止。この小屋は悪くない。水場が遠そうなのは難点だが、快適そうな小屋だった。登り返すと破風山(破不山)、登りの途中で振り返ると、甲武信岳の頂上はガスで見えなかった。破風山そこから緩やかな起伏を越えていくと東破風山。ここもこの日は展望なし。途中雁坂峠方面からの登山者が3名ほど、うち一人はトレイルランの方だった。さすがにまだ山道を走るだけの経験がない(正直捻挫しそうで怖い!)ので、私は走らずただ早足。先が長いので、気分的につらいコースだが、破風山を越えるとかなり楽なコースになる。東破風山あたりで時間的な心配(日没とか、、)がなくなり、少し余裕がでてきた。雁坂嶺を越えて14時雁坂峠に到着。

雁坂峠は日本三大峠のひとつらしい。日本三大峠なるものがあること自体今回初めてしった。ネットで調べたところ、あとの2つは北アの針の木峠と南アの三伏峠らしい。雁坂峠の代わりに八ヶ岳の夏沢峠が入るバージョンもあるようだ。針の木、三伏、夏沢とも行ったことがあるので、これで三大峠完全制覇!である。ここで広瀬(西沢渓谷側)からこの峠を往復する登山者と話し込む。年は同じくらいか?地元の方のようでこのあたりの山域に詳しいようだった。ちなみに峠にあった解説の看板の写真をアップしておくので、解説はそちらを見ていただきたい。今年は北アでサラ峠(佐々成正が厳冬期に越えたという峠)も通ったので、峠ずいた1年かも?なんて思ったりした。 Img_8106_3 Ganzakatouge_3 

ここからはひたすら下る。途中沢沿いに行ったり、何度か沢を渡る。このあたりの道がややわかりにくい。迷うような危険は感じなかったものの、もう少し道標やマークをきちんと付けておいてくれると安心だと思う。最後は林道を一時間ほど歩く。私は林道かったるいのと、トレーニングを兼ねて、大方ジョグで下った。結構楽でしたよ。

帰りはブドウを買ってはやぶさ温泉(500円)で汗を流して帰った。ハードだったが、トレーニングも兼ねて!とすれば非常にいいコースだった。が、山歩きとしてはこれから紅葉の季節に甲武信小屋か非難小屋、雁坂峠小屋で一泊してゆっくり歩かれることをお勧めする。

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