祓川コースからの苗場山
夜中のうちに和田小屋下の駐車場に移動。仮眠を取って、5時半頃スタート。この時点では天気もよさそう!林道を和田小屋まであがり、ゲレンデを横切ったら本格的な山道に入る。ところどころ木道もあり、道は整備されているのだが、やや濡れており、岩が滑りやすい点が少しだけ歩きにくい。急登とまでは言わないが、単調なのぼりでぐんぐん高度をあげる。小一時間で下ノ芝。雲が多く、晴れたり曇ったりと言う感じ。暑い!上ノ芝あたりからゴゼンタチバナやアキノキリンソウなどの花が増えてくる。小松原分岐をすごし、神楽ヶ峰を越えて少し行くと、やっと苗場山がその姿を現した。平らな頂上の苗場からすると、まったく印象が違う。富士見坂をいったん下り、急な雲尾坂を登り返す。ここは結構つらい。 途中2つおまけがある。ひとつは雷清水。冷たくておいしい。もうひとつがお花畑。赤、黄、青の花々が本当にきれいだ。わかるものをあげると、シモツケ、コゴメグサ、ハクサンシャジン、ヒメシャジン、イワイチョウ、イワオトギリ、ニッコウキスゲ、タカネナデシコ、アザミ、トモエシオガマ、タカネニガナ、、、残念ながらカメラの記憶メディアを忘れてきたので、携帯でしか写真が撮れない、、、とほほ。。。。
汗をかきながら急登をのぼりきると、苗場らしい山頂の庭園にたどり着く。残念ながら赤倉あたりは見えるものの、平標や谷川、ましてや北アルプスなどは雲がかかりまったく見えない。花もワタスゲやキンコウカなどはきれいだが、既に時期が遅いのか、8年前に来たときよりは少ない感じだ。(前回は7月中旬) 昼食を取ってゆっくりし、龍ヶ峰あたりまで散策した。8年前は歩けたところが数ヶ所進入禁止になっていた。湿原保護のためには無理もない。もっとゆっくりしたかったが、夕立が怖かったので山頂を後にして往路を戻った。
下山後は街道の湯(500円)で汗を流して帰った。ペースも速かったのでかなり疲れたが、気持ちのいい山行だった。
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