外秩父七峰縦走ハイキング大会完歩記(4)
22日に行なわれた外秩父七峰縦走ハイキング大会完歩記のPart4です。
二本木峠~寄居Goal Part3はこちら
ここからいよいよ最後の2つのCP、皇鈴山、登谷山に上がる。かなり距離をかせいだので、時間的な焦りが少なくなってきた分、一歩ずつ確実に歩を進める。さすがに周りの人のペースも遅くなってきているので、どんどん追い越していく。山道に入って程なく皇鈴山CP到着。ここでタイムを確認、やっと15分遅れまで挽回できた。ここから登谷山はそう遠くないし、登谷山を少し下ると後は長~いくだりだ。少し安心してザックをおろして休憩。
皇鈴山を出ると、すぐ前に登谷山が見える。近い!一度下って登り返すと登谷山山頂。最後のCPだ。係りの人が、「あと2時間弱です。がんばってください。」 と声をかけてくれる。18時過ぎには着けることになる。しかも登りはない。休憩を取らずにそのまま進む。少し下ると売店が、登谷牧場のようだ。先ほど飲めなかった牛乳を売っていたので、1杯200円で購入。うまい!一気に飲み干し、先へ。ここからは本当に長かった。舗装道を歩き続けるのが辛くて、少しだけ走ってみたが、靴とザックはやはり重く(まだかなりの食料も残っていた。)、やはりチンタラ歩くことにした。次回参加するとしたら、この下りは走りたい。
釜伏峠付近では寄居町観光協会の人が、名水日本水(やまとみず)を振舞ってくれた。確かにおいしい。地元で取れたもののお漬物の試食コーナーもあったが、人が多かったのでここはパス。GPSを見ながらがんばって歩くが、なかなか思うように距離は縮まらない。しばらく行くと寄居駅まで3.9キロの案内標識があった。このときGPSの表示は残りおよそ6.4キロ。GPSの距離がやや短く出ていたのはCPで気がついていたが、間違いだとショックが大きいので意識していなかった。一気にゴールまで2.5キロ近づいたような得した気分だった。足の裏はどんどん痛くなってきたが、何とか17時48分、寄居駅のゴールに到着。無事完走証と記念の帽子をゲット。苦労した分、とにかく達成感だけはめちゃくちゃありました。
とにかく腰をおろして、携帯でK氏に連絡をとる。いましたいました、缶ビール片手にK氏登場。2人で完走を喜び、まぁ軽く祝杯を挙げて帰ろうということに。多分S君はどこかでリタイアし、今頃は帰路の途中か、、、なんて予想しながら電話してみた。と、S君もまだがんばっており、残り数キロのところまできているようだ。時間的には厳しいかもしれないが、まぁこういう大会だから10分やそこらは延長してゴールを受け付けてくれるだろう。ここでゴールで待ってあげないで、先に祝杯を上げに行くところがオヤジ2人組。駅前の華屋与兵衛で祝杯を挙げながら待つことに。S君は遅れること小一時間、無事合流。彼の予想外のがんばりをたたえ、オヤジたちでご馳走したのはいうまでもない。
今回3人のゴールタイムはK氏:17時15分、仙人:17時48分、S君:18時40分頃。時間差こそあれ、3人揃ってゴールインでき、非常に思いで深い一日になりました。でも、、、来年参加するかと言われたら、どうかな~。参加料が無料ですし、一度はお勧めですよ。
The end.
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